実写映画『ママレード・ボーイ』“両親S”に中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会

実写「ママレード・ボーイ」“両親S”に中山美穂・檀れい・谷原章介・筒井道隆 原作者も感激の豪華顔ぶれ

2018.01.18 05:00

1992年~1995年にかけて「りぼん」で連載された吉住渉氏の人気少女漫画を満を持して実写映画化する『ママレード・ボーイ』(4月27日公開/廣木隆一監督)に中山美穂檀れい谷原章介筒井道隆が出演することが発表された。4人は主人公の高校生・光希(桜井日奈子)と遊(吉沢亮)の両親、通称“両親S(りょうしんズ)”を演じる。


豪華すぎる両親S…!

主人公の両親のダブル離婚・ダブル再婚によって、2つの家族が一つ屋根の下で住むことで始まるラブストーリー。小石川光希の両親が留美(檀)と仁(筒井)、松浦遊の両親が千弥子(中山)と要士(谷原)。“お互いのパートナーを交換する”という驚きの展開で千弥子と仁、留美と要士が夫婦となり、複雑な関係ながらも仲が良い2家族の生活が描かれる。

相関図(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
相関図(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
原作世代にとっては“神キャスティング”とも言える4人は意外にも初共演だが、「今まで初共演でもこんな気持ちになった事はないのに、撮影初日に、『あ!知っている方たちだ!』と初めてそんな気持ちになりました」(中山)、「違和感というか、ギクシャク感もなく、もともとこういう風にはまるようなパズルが4つ揃ったなみたいな感じがします」(谷原)と自然な一体感が生まれ、和気あいあいとした撮影に。

映画『ママレード・ボーイ』(左から)吉沢亮、桜井日奈子(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
映画『ママレード・ボーイ』(左から)吉沢亮、桜井日奈子(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
作品は既にクランクアップしており、桜井は「2家族全員が揃った初めてのシーンは皆さんの放つオーラに息ができない位のパワーを感じましたが、撮影を重ねるごとに本当のパパとママのような温かい空気で包んでくださって、ずっと一緒にいたような気がしてきました。最高に美しいママと、最高に楽しいパパの最強の遺伝子を持つ光希を演じれて嬉しかったです!」、吉沢は「物語の中でもっともKEYとなる両親Sをこんなに素敵な皆さんが演じられると聞いたときは、正直びっくりしました。谷原さん以外の皆さんは初めましてだったのですが、初日からとても素晴らしいチームワークで現場を盛り上げてくださり、そしてシリアスなシーンではその存在感と懐の深さで僕たちをガッチリと支えてくださいました。とても心強い存在でした」とそれぞれ振り返った。

原作者も歓喜「全く違和感なくそこに居る」

原作の吉住氏も撮影現場を訪れており「こんな豪華メンバーに、あのしょうがない(私は大好きなんですが!)両親Sを演じていただくことになるなんて、有難いやら申し訳ないやら…。撮影を見学させていただいた時、あの4人が3Dになって、全く違和感なくそこに居るということが、何だか不思議で…でもとても嬉しく楽しい気持ちになりました」と感激のコメント。小岩井宏悦プロデューサーは「両親Sにこの4人を思いついたときに、私の中でこの映画が成立しました」とこだわり抜いたキャスティングについて「この豪華な4人はほぼ同じ年、そしてこれだけのキャリアがありながら全員初顔合わせと言う新鮮さ!と言うことで揃ったこの4人のお芝居を現場で見ているとすべての必要なパズルがカチっとはまりすごく気持ちいいんです。アカデミー賞にベストキャスティング賞があればなあ」と並々ならぬ自信をのぞかせている。

キャスト発表とともに6人が揃った豪華ファミリーショットも公開。世代を超えて愛される『ママレード・ボーイ』だからこそ実現したとも言える顔ぶれに反響が寄せられそうだ。(modelpress編集部)

松浦千弥子(まつうら・ちやこ)役:中山美穂 コメント

私はコミック原作というものに、ひとつハードルを感じていたのですが、周りに『ママレード・ボーイ』がすごく好きだったという方がたくさんいらっしゃったので、引き受けてみようと思いました。今まで初共演でもこんな気持ちになった事はないのに、撮影初日に、『あ!知っている方たちだ!』と初めてそんな気持ちになりました。初共演の方と一緒にお芝居するというのは、緊張もするけれど、知っている方たちだからこそわかるというか、とても不思議な関係で演技ができ、嬉しかったです。この4人だから、両親Sというファンキーな設定にも拘らず、大人としての空気が出せているのが楽しかったです。

小石川留美(こいしかわ・るみ)役:檀れい コメント

連載されていた頃に、『ママレード・ボーイ』を読んでいました。まさか20年以上経って、自分がこの映画に出られるとは思ってなかったので、オファーをいただいた際は、本当にびっくりしましたし、嬉しかったです。とにかく「ママレード・ボーイ」の世界観を大事に演じたいなと思いました。両親がそれぞれパートナーチェンジして、年頃の2人が同じ屋根の下で、色んな思いを抱えながら、ぶつかりあったりとか、惹かれあったりしている。普通なら学校でしかで会わない同級生が、同じ屋根の下、どうなっちゃうんだろうっていうドキドキとありえない設定だからこそのワクワク感がすごくありました。多くの世代の方に映画『ママレード・ボーイ』を楽しんでもらえたらいいなと思います。

松浦要士(まつうら・ようじ)役:谷原章介 コメント

『僕も若いころ、こういう恋愛モノに出演していたな』と思い、今回は父親の役として出演するというところにとても感慨深いものがありました。4人ともが初共演ですが、違和感というか、ギクシャク感もなく、もともとこういう風にはまるようなパズルが4つ揃ったなみたいな感じがします。ありえない設定じゃないですか。ありえない設定だからこそ、主人公の2人が状況に翻弄されて、心が揺れ動いて、強く惹かれあうと思うので、そこがやっぱりこの作品の一番の魅力なのかなって思います。

小石川仁(こいしかわ・じん)役:筒井道隆 コメント

僕も恋愛モノに何度か出演させてもらっていたので、親の目線から見るというのは楽しそうだなと思いました。楽しく過ごしてます。主人公の2人見てると恥ずかしいですね(笑)。あー、こういうこと、昔ドラマでしてきたなみたいな。ちょっとむずがゆい感じもします(笑)。両親たちを演じる僕たち4人はすごく年齢が離れているわけではないので、同じ世代を生きてきた空気感を感じました。その感覚が作品にも表れると良いなと思っています。

監督:廣木隆一 コメント

映画『ママレード・ボーイ』は主人公の2人が、恋を知って、愛に出会って、大人になる映画です。その中で、突拍子もない自由奔放な両親Sは、映画としてのリアルさとファンタジーさを兼ね備えた不思議な存在でした。4人は華やかなオーラをまとい、素晴らしいキャリアを持っていて、かつ今をちゃんと生きている大人たちです。一緒に仕事をして刺激的でしたし、皆さんがそれぞれのキャラクターを演じきってくれたので、今を生きる若い人たちから両親Sの世代まで、楽しんで観てもらえると思います。

原作者:吉住渉 コメント

こんな豪華メンバーに、あのしょうがない(私は大好きなんですが!)親Sを演じていただくことになるなんて、有難いやら申し訳ないやら…。撮影を見学させていただいた時、あの4人が3Dになって、全く違和感なくそこに居るということが、何だか不思議で…でもとても嬉しく楽しい気持ちになりました。筒井さんは原作の仁より愛嬌&おとぼけ度upという感じ。「光希好きな子いるの?お父さん知らなかったな…」というセリフがとてもラブリーでした。谷原さんは原作の要士よりスマートさ大幅up。ワインや料理について超美声で語り、軽やかに動く姿がとても素敵でした。檀さんは原作の留美より上品さ大幅up。連載当時雑誌で読んでいて下さり、しかも今回改めて読み直して下さったそうで、ものすごく光栄です!そして、中山さんは原作の千弥子よりお茶目さ&可愛らしさup。原作にはない、光希と2人の素敵なシーンがどんな風になるのかとても楽しみです。見学したのは1シーンだけなので、完成した映画で皆さんの両親Sをもっとたくさん見られると思うとワクワクします。出演して下さって本当にありがとうございました。

プロデューサー:小岩井宏悦 コメント

両親Sにこの4人を思いついたときに、私の中でこの映画が成立しました。高校生の子供がいるのにパートナーを交換して再婚ってそんなあ…いや、待てよ、自分が90年代半ばにトレンディ・ドラマをプロデュースしていた時にくっついたり離れたりしていたあのキャラクターたちなら20数年後の現在に光希や遊の年頃の子供がいるはず、何かの拍子に彼らが恋に落ちたらそれぐらいのことはする!だからこそ両親Sの年齢と組み合わせにはこだわりました。この豪華な4人はほぼ同じ年、そしてこれだけのキャリアがありながら全員初顔合わせと言う新鮮さ!と言うことで揃ったこの4人のお芝居を現場で見ているとすべての必要なパズルがカチっとはまりすごく気持ちいいんです。アカデミー賞にベストキャスティング賞があればなあ。
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